福井県山大野市仏原

2017年04月22


日本の滝百選に戻る

Road Map :R158を仏原ダムに向かうと琴洞橋の手前に駐車場がある。
Route Map:駐車場から遊歩道で観瀑台を往復する。
日本の滝百選』  水量が多く、変化ある三段滝は迫力満点であった。日本の滝百選に匹敵する。
大野市のHPから
「日本百名山」荒島岳から流れ出る高さ100mに及ぶ三段の滝。
滝の名は平清盛に愛され、舞の名手として、平家物語にも登場する「仏御前」がこの滝で髪を洗ったという伝説に由来しています。
仏御前の滝
水量が多く複雑に流れ落ちる3段滝なので数時間前に見た日本の滝百選の”龍双ヶ滝”より個人的には好みの滝だった。ただ観光化され誰にでも簡単に滝見出来るのが面白くなかった。
仏御前の滝 (落差70m)
北陸道から”龍双ヶ滝”に行った後は”仏御前の滝”を見る為にR158を走ると、仏原ダムを過ぎた辺りに大きな表示があり、国道沿いに駐車場も整備されていた。なので、多くの観光者が滝を見ようと集まっていた。
”仏御前の滝”の滝見を終えた後もR158沿いに幾多の滝が見られた。
ほとけごぜんのたき
散策時間:往復23分。
R158沿いに看板があるが、ダム湖を見ていると見逃す恐れあり。
駐車場に立っていたガイド板。クリックで拡大します。
R158を走っていると、この看板が目に付いた。
苦労無く滝への入口が見付かり助かった。
遊歩道の上り途中から見た駐車場は満車状態になっていた。
遊歩道に立っていた時間表示に多くの観光客は騙されたと後悔したと思われる。10分には間違いはないのだが、年寄りにはきつい上りなのだった。
階段道は更に更に伸びていた。これは疲れる。
滝見遊歩道の真っ直ぐに伸びる階段道。
沢は轟音を立てて激しく流れており、小さな滝が連続してあった。
階段道を上り切ると最尻谷への展望が開け、遊歩道は穏やかになる。
連続する小さな滝群。
北遊歩道は観瀑台まで舗装されており、完全に観光化されていた。
遊歩道の山側には綺麗な花が沢山咲いていた。
観瀑台では写真撮影の順番待ちとなる。
10分も掛からずに遊歩道終点の観瀑台に着く。
息を切らして上って来たじいさんも記念写真を撮っていた。
”仏御前の滝”は3段の滝となっているが、この滝も加えれば4段の滝となる。滝の定義は難しい。
じいさん、再び登場。モデル代は幾ら?
3段瀑の”仏御前の滝”は一般的には落差100mとされているが、実際に測量はされた記録は無い様だ。落差は70m程で観光的に落差100mが謳われている様に思う。
山の標高は1m単位で正しいが滝の落差は測量されておらず嘘が多い。
1段目は遠く離れていて良く見えず、2段目はシンプルな直瀑で3段目は迫力ある段瀑となっていた。
観光客が居なければ2段目の滝壺まで登るのだが、観光客の切れ目がなかったのでモラル重視で割愛した。残念である。
帰路、九頭竜川を見ると大きな滝が流れ落ちていた。
遊歩道脇には綺麗な花が沢山咲いていたが、目を引いたのは'12年4月に野伏ヶ岳で見た”キクザキイチゲ”だった。野伏ヶ岳では後で花名を調べるとしながら、今まで調べていなかった。
R158を車で走っていると九頭竜川の対岸に大きな滝
が見られた。川を挟んでいるので行く手立てがない。
最初は道路地図上に載っている ”まぼろしの大垂”か
と思ったが ”まぼろしの大垂”はもっと山の中だった。
これはR158の道沿いにあった小さな綺麗な無名滝。
”谷間のやすらぎ”と書かれた石柱はあったが滝名の表示はなかった。
道の駅”九頭竜”で休憩。ティラノサウルスの親子が出迎えてくれた。
道の駅に隣接している越美北線の終着駅である”九頭竜湖駅”
てっちゃんではないが、ローカル感が堪らなかった。
4月22日 龍双ヶ滝 仏御前の滝 阿弥陀ヶ滝 夫婦滝 −− −−
4月23日 赤岩不動滝 岩首養老の滝 ドンデン山 青ネバ渓谷 −− −−
4月24日 金北山 妙見山 −− −− −− −−
4月25日 二つ亀 大野亀 大ザレの滝 泊川滝 関の大滝 竜金岩
'17年度の佐渡島遠征